boban10ban’s diary

ごく普通の41歳のサラリーマンが、日々のあれこれをつぶやいております。

W650セルフカスタム〜フロントフェンダー編〜

フルカスタムW650がやってきてから早くも2ヶ月が経過しました。

 

こんばんは。

 

今回はフルカスタムしたにもかかわらず、恐れ知らずのセルフカスタムに挑戦です。

 

福岡でKIDさんに頼んでいたW650でしたが、一つだけKIDさんに、スーーッと流された事がありました。

 

フロントフェンダーをつけて欲しい!

 

って事でした。

 

現在がこちら

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自ら頼んだ通りのフェンダーレス

 

カッコいいんです。

 

カッコいいんですけど、この間襲われました。

水たまりに。

しかも泥水。

 

もろに服に付着して、ついでに口の中に入ってきて。

 

うーん。

 

これは大変だ!

 

それがわかっていたから。

 

わたしが軟弱なカスタムバイカーだってことを。

 

いつか、こうなる事を恐れて。

 

簡単に脱着できるフロントフェンダーを本当は欲しかったのですが、あまり気乗りしないKIDさんに遠慮して作らなかったんですよね。

 

実は今度このバイクで遠出をしようと画策してまして、宿泊を挟むと天候の悪い日もあろうかと、そんな時心が折れないようにフロントフェンダーを用意しておけば、気持ちが軽くなるんじゃないかと。

 

で、楽天でポチリ。

 

dytonaのアルミショートフロントフェンダー

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 装着するとこんな感じ。

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(仮設置状態です)

 

ところが!

 

同梱されていた六角ボルトが純正のフロントフォークにはまらないー!

 

で、ホームセンターへ走って買いに行ってきました。

 

で、再度装着。

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そして、またまた問題が!

 

バイクを押してみると、何やら音が!!?

 

(シャー・・・)

 

やっぱり擦ってる?

 

タイヤ、21インチにしたから?

 

純正は19インチですもんね。

 

でも、外径は同じくらいじゃなかったかな?

 

純正タイヤの情報がない!

 

現物合わせしかないか。。。。

しかも、なんかステーとフェンダーを止めるナットがやけにタイヤに近い気がする。

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高速道路でタイヤを傷つけそう。

うん。間違いない。

 

途中でタイヤがバーストしてバイクごと吹っ飛んだら嫌だなぁ。

 

もう少しタイヤから離したところで設置できるステーを用意しないと。

または溶接!?

無理無理。

はんだごて!?

そんなのアリ?

 

自分でステーを作るしかないのか。

 

道のりは遠い。

 

悶々とする。

バイク駐輪場 町田森野第1

町田森野第1バイク駐輪場

 

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駐輪場検索で駅に最も近い場所を探してたどり着いた所です。

https://www.jmpsa.or.jp/sp/society/parking/search.php?r=1&q=町田

 

 

まずは外観から。

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 完全青空です。

 

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大型バイクはそこそこ止められるようで、約30台くらいいけそうでした。

(ちゃんと調査できませんでした。すいません。)

 駐在員の方がバイクの振り分けをされていて、親切に対応してくださいました。

 

料金は1回で300円。

 

時間を気にせず止めることができるので、早めに出向いた時はコストパフォーマンスが良いと思います。

 

で、問題は場所がわかりにくいことなんです。

 

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地図を拡大してもよくわからない。。。

 

とりあえずわかりやすいところから写真で道順をお伝えします。

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小田急高架下の町田バスセンター。

西友の手前角に小さな道があります。

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普通は歩行者道路と勘違いしそうですが、車両OKです。

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で、すぐに車両止めに突き当たります。

これを突っ切ると、

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左手にセブンイレブンがあります。

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「この先 行き止まり」の看板が目印です。

 

私が到着してからも、大型バイクが続々とやってきたので、地元の方にとっては馴染みの駐輪場なのかもしれません。誰も止めにやってこない駐輪場に比べると何だか安心感がありました。

 

ということで、

 

料金:☆☆☆☆★
屋内:★★★★★
時間:☆☆☆★★
安全:☆☆☆★★
立地:☆☆☆☆★

総合:☆☆☆★★
(5段階評価で☆5つで満点)

 

いかがでしょう? 

バイク駐輪場 町田市役所

バイク駐輪場を探すなら、Google検索no.1の日本二輪車普及安全協会のサイト。

https://www.jmpsa.or.jp/sp/society/parking/

 

現在地検索があって最寄りがすぐわかるのでとても便利です。たぶんみなさんも使ってることと思います。

でも、使ってみていつも思うんですよね。

写真がないので、地図を頼りに行ってみたら

 

「えーっ!ここ!?」

 みたいなことってありませんか?

 

できれば屋内の方がいいし、できれば広い駐輪スペースが欲しいし、できれば周りの環境が良い所がいいし、イタズラされたくないし、そういうちょっとした情報があったらいいなって思いました。

 

なので、日本二輪車普及安全協会の検索サイトをもとに、個人的に行ってみた駐輪場情報を写真付きでお伝えしてみようと思います。バイク生活を送るみなさんのお役に立てば幸いです。

 

では、早速。

 

第1回目は

 

町田です。

 

【町田市役所】

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こちらは、市役所来訪者専用ということでした。

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 時間は8時15分から18時まで。

 

でも、無料です。

 

駐車券発行もないので時間制限などもなく、市役所寄ったついでに街を散策しててても問題はなさそうです。

 

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こちらは屋外スペース。

 

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こちらは屋内スペースへの入口。車の手前の口がバイクと自転車の入口です。

 

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屋内スペースの中の様子。12時に来ましたがガラガラでした。自転車と一緒に止めることを嫌がる方もいらっしゃると思いますが、このくらいガラガラなら心配はいらなさそうです。

 

外は誘導の警備員の方がたくさんいるので、イタズラされるような心配はいらなさそうです。でも、時間外になると周りは何もない場所ですので、早めに帰ることをお勧めします。

 

ということで

 

料金:☆☆☆☆☆

屋内:☆☆☆☆★

時間:☆★★★★

安全:☆☆☆★★

立地:☆☆★★★

 

総合:☆☆☆★★

(5段階評価で☆5つで満点)

 

いかがでしょうか?

 

******

評価はあくまで個人的な感想です。また公開情報と現在の駐輪場とは必ずしも一致しない可能性があることをご了承ください。

 

都内バイク駐輪場事情

なんか、昔と比べてバイクに気軽に乗りにくくなっていて、ひとえに駐輪場の問題が大きいのではと感じております。

 

昔は良かった〜

 

なんて事が言いたいわけではありません。今は今の事情がある中でどうやったら「バイク生活」が快適になるかを、考えていかないといけないなぁと思っています。

 

昔良かったバイク生活の感覚で言うと、

 

「出かけよ!」

 

と思って町に出ても、その辺に勝手に止められる。その気軽さが便利だったと思います。その便利さがなくなり、

 

「バイクで出かけても止めるところがなかったらどうしよう?」

 

とか思ってしまいます。知らない町に行くのが醍醐味だったりするのに、その知らない町で不安にさらされるのは嫌だなぁと、ついつい足が重たくなって・・・

 

今は車の方がコインパーキングが充実してて、探しやすくて止めやすい。営業車で町を走っていた時と比べると、いかにバイクの駐輪場が精神的な負担になっているかということを感じます。

 

なので、これから私が利用する駐輪場情報をアップしてみようと思います。ブログを見ていただく方のバイク生活の一助になればと考えております。

W650カスタム関東デビュー

しばらくブログの更新が遅れてしまいました。

 

早速ですが、私のW650は関東デビューを果たしました!!

 

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とうとうバイクが私の手元にやってきました。東京の道を走るのは14年ぶりになります。

昔は246号線を走ってると、赤信号の交差点の最前線には「これでもか!!」っていうくらいバイクが止まってて、車の間をすり抜けてきたバイクがどんどん蓄積していく様子をよく見ていました。

私なんか当時も『にわかバイカー』でしたし、エストレアに乗っていたのでスタートダッシュは遅いしで、随分気後れした思い出がありました。

間違ってバイクの長蛇の列の最前線に位置してしまった時なんて、後ろから煽られてるんじゃないかとヒヤヒヤしたもんです。

 

 

さて、そんな昔話はさておき、本日は中原街道〜環七〜辺りを小一時間走ってきました。

 

 

前回福岡で感動の試乗を終えて東京へ帰ってきたわけですが、実はKIDさんに言われていたことがあるんです。

 

「このタンクのキャップ、ガソリン満タンにするとどうやら漏れるんですよね。」

 

「へぇー」

 

「もうちょっと密着度をあげてみますけど、ガソリン入れる時はこのくらいなみなみ入れないほうがいいですよ。」

 

「へぇー」

 

「あと、燃料コック。こいつはついていないですから。」

 

「へぇー(えっ!?)」

 

「いきなりガス欠になりますから。」

 

「へぇー!!」

 

「なので走りながら燃費を計って補給のタイミングはコツをつかんでいってください。」

 

「へぇー(涙)」

 

「あまりガソリン入らないと思うんですよね。長距離走る時はガソリン予備持っていってくださいね。」

 

「へぇー(諦観)」

 

 

 

なんだか世話の焼けるやつがやってきたな。

 

ガソリンスタンドに乗り付けた時、走り寄ってきたお兄さんたちになんて言ったらいいんだろう?

 

「ガソリン8割!!」

 

と注文したらいいのか!?

 

いやいや。

それじゃ定食屋の「おかわりご飯どのくらい入れます?」みたいじゃないか。

 

「恥ずかしいからセルフのガソリンスタンド入ろー」

とか思って探したけど、関東にはセルフのガソリンスタンドってあまりないのね。

 

困ったな。

 

燃料は見たところ、あと半分。

 

ガソリンスタンドデビューはまた今度にしよう。

 

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W800改W650カスタム〜第12章〜

とうとう完成形のバイクとご対面です!

 

 

昨日久々に連休を取って、はるばる福岡へ行ってきました。引っ越ししてから約3ヶ月。早いものです。

 

KIDさんの工場では、今週末に控えたFTWというカスタムショーに向けて、着々と準備を進めているところでした。http://www.ftw-show.com
今回はありがたいことに私のバイクも出展してくださるということなのですが、当の本人である私は参加できません。しかもFTWは今回が最後というから本当に残念です。

 

 

さて。

 

KIDさんに
「バイクを見に行きますよ〜」
という連絡を入れておいたところ、
「試走できるようにしてます!」
と返事がきていたので、東京の自宅からヘルメットを持参して工場に向かいました。

 

KIDさんの工場に向かう道すがら、
「一体私はどのくらいこの道を歩いて来たのだろう?」
と振り返りながら、懐かしい気持ちを噛みしめるようにして歩いていました。f:id:boban10ban:20170519214630j:image

幸い空模様も最高の状態で、晴れているのに、ほどよく風があり、乾燥してて蒸し暑くもなく、バイクに乗るならこんな日だよなって思える日が、よくもまぁ巡ってきたもんです。

 

完成したバイク。

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これから私と共に過ごすバイク。

 

なんだか、気恥ずかしいご対面でした。写真では見たことあるのに、本物は初めて。なんだかお見合いのような感じです。

「東京はどうですか?慣れましたか?」

そんな話題からKIDさんとたわいもない世間話をする。バイクを眺めながら、ああでもないこうでもないととりとめのない話をしている時間。のどかで気持ちのいい天気。ホントに豊かな時間だなぁと感じます。

 

 

「飯食べました?近くに鶏肉食わせる定食屋があるんです。」

 

 

KIDさんからツーリングのお誘いです!!

 

正直、試し乗りって1人で工場周辺をぐるっと一回りする程度のことだと思っていました。まさかツーリングできるとは!
しかもKIDさんのバイクはハーレーのショベル!
なんか最高じゃないですか!

 

「じゃ、行きましょうか?」

 

KIDさん、何気なく声をかけてくれますが、えー、私、初めてW650にエンジンをかけるので、なんか照れくさくて。
このW650。私もありったけの思いを込めてお願いしたバイクを前にして、心を込めて作ってくれたアーティストを差し置いて私が鉄馬にまたがる。私だけまだ状況に気持ちが追いついていないんですね。なんか自分のバイクじゃないみたいで。


KIDさんのショベルは重低音を響かせて、独特の3拍子を奏でながらエンジンを温めるこの時間。思えばこれがカスタムバイクのきっかけだったんだよなぁ。

 

町で見かけたハーレーの3拍子。

 

結果的にはハーレーは選びませんでしたが、我がカスタム計画に一片の悔いなし!!

 

 

しかし!

 

私にはまだ大きな問題が!

 

駐輪場問題!

 

見つからない!

 

福岡に行く前に、電車で二駅行ったところに、マンションの一階を利用した駐輪場に一台空きがあるという確認を取っていたのですが、今日電話したら

「すいませーん。満車なんですぅ」

という返事が!!

入り口に鍵があって、屋根があって9800円/月ということで、私としてはここで手を打とうと思っていたのですが、まさかの1日で満車宣告!!

 

これは困った。

 

最初は、実家に留めておこうと思っていまして、屋根はないけどやむなしと決めていたんですが、実物見たら大事にしなきゃいかんなぁという思いが強くなってきました。

 

明日から不動産屋巡りを開始します!

 

W800改W650カスタム〜第11-2章〜

前回のNEXT SUNDAY出展から、KIDさんのブログがアップされました。

製作紀も完成編になり今回の長い製作の締めくくりとなります。

http://kidcf.blog130.fc2.com/blog-entry-609.html

 

細部の写真を綺麗に撮られていて我ながらほれぼれする思いで見ております。

 

まだ手元に来てないので、私としてはまだブログを続けますが、KIDさんからの掲載はこれで終わりです。

 

今回のカスタムは、私としては念願のカスタムであり、且つこんなことするのは一生に一回くらいだろうなぁと思っていました。当然初めての『フルオーダー』という経験をさせてもらい、色々感じることもあり、本当にやってよかったと思いました。

こうして勝手にブログにまとめて自分のために文章を書いて、オーダー日記を綴っていく中で、コメントをいただける方に繋がったり、思いがけない幸運に巡り合わせることもありました。

 

この『フルオーダー』の経験をちょっと仕事に生かしてみたいなぁと思っています。

こんなにフルオーダーって楽しいものなら、私達製造業の製品もお客様に完全フルオーダーしてもらえたらどうだろうと。私が熱中したみたいにお客様にもその過程をこうして楽しんでもらえる体験を提供できないかなと。当然KIDさんのように相手の思いをくみ取り、形にするスペシャリストがいることが絶対条件ですが。

 

もう私達は純粋に『この物が欲しい』という欲を持てなくなっているように思います。生活の最低基準が圧倒的に高くなってきて、何が無くとも生活は成り立つし、ある意味気晴らしのような買い物しかしてない気がします。自己表現としてのファッションも、かつての『マス』な流行を追いかける勢いが弱くなっているという気がします。ホットドッグプレスを読まなくても、恥ずかしい思いをしなくなったというか。

 

私はフルオーダーの始めから自分らしさとか言われる哲学的な命題に立ち向かうことになり、いわゆる買い物がここまで自分と深く向き合う機会になるとは思いませんでした。

 

買ってみて似合わなかったら売ればいいやみたいな軽いノリの買い物は、自分に逃げの口実を作っていて、誰かに

「それ、ダサくない?」

と言われた時に、羞恥心とともにそれも捨てられていく運命にあると思います。でも、問題はそれを選んだ自分の感性を否定された事に自分で絶望していることだと思います。

フルオーダーっていうのは、

「いや!でも私はこれが好きなんです!」

と胸を張って答えられるようになるための修行のような気がしました。だって自分で決めないと進まないんですもの。誰も決めてくれないし。そりゃそうですよね、あなたが好きなもの作りますっていうのに、誰がに決めてもらおうなんておかしなことです。

 

 

と、だいぶ脱線してしまいましたが、このフルオーダーというサービスの提供は、新しい買い物の流れとしてこの先絶対に太くなると思いました。実際に今でも服や靴でもやってますしね。