boban10ban’s diary

ごく普通の41歳のサラリーマンが、日々のあれこれをつぶやいております。

部下が鬱になりまして。

部署内の女性が鬱病との診断書を出してきました。

 

なんというのか、我が部署は今混乱を極めています。

 

先日の若手社員の退職願い(正式に退職決定)があり、今度は鬱による休業。

若手社員の補充には、他部署から転勤で評価の高い中堅が来ることになったのですが、それに伴い組織の改編など色々ある中で、またもや問題勃発。

 

原因を突き詰めていけば、そりゃ組織の管理者である私の責任ということになるのでしょう。

 

問題。

 

では、私の何がいけないのか?

 

責任逃れはしてないつもりでも、何がいけなくてどうすればよかったのか、さっぱりわかりません。できていない仕事に対しもっと適切な声かけが必要だったのかもしれない。

以前彼女が言っていました。

「表面的にしか評価されていない。」

と。

彼女の本質は何か違うものを求めていて、こちらはそれに気づいてあげられなかったのか。

うーん。

彼女自身は真面目に取り組んでいたのかもしれないけど、影で泣かされていた他の女性社員は数多くいて。仕事を頼んでもやってくれない、自分の仕事じゃないと拒絶される、頼んでも最後までやりきってくれないから、結局自分で後始末をしないといけない。

確かに責任感というくくりではちょっと違うなと思うところがありました。それを冷静に注意してきたこともありました。

彼女なりには、こうだったとか、思い違いをしていたとか、そういう対応を取ってきた理由というのがあって、当時者ではない私が人の話だけを取り上げて彼女を叱責するのもおかしいと思い、公平に話を聞いてきたつもりでおりました。悪く言うと実に上手に責任回避ができる人でした。肝心なシッポが捕まえなれない。管理者としてそういうモヤモヤがあった過去でした。

仕事のスキルが上がってきているということもなかったので、前から問題だったそのボンヤリと問題があると思えた彼女の言動について最近メスを入れ始めた矢先でした。

「それは表面的にしか見てない管理者のあなたの評価が間違っています。」

それを鬱という診断書で突きつけられたような気がします。

 

結果として私が多数の女性社員の意見を尊重した結果、1人の女性の精神的な負担を増やし、彼女の体の変調につながってしまったのでした。

女性の、男性にはよくわからない、グループ行動による1人の排斥行動に加担してしまったのかもしれません。

 

いずれにせよ、彼女が体調を取り戻し復帰できるとは思えません。戻ってきてもこの集団対個人の構図は変わらない以上、彼女はまた闇の中に入ってしまうでしょう。

他人事のように見ておりました鬱ですが、我が身に降ってきて正直ショックです。