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boban10ban’s diary

ごく普通の40歳のサラリーマンが、日々のあれこれをつぶやいております。

本の感想

本の感想

【あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間】

ディーパック・チョプラ著

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以前渡邊愛子さんの著書「運の良さは瞑想でつくる」を読みましたが、彼女の瞑想普及活動に至るルーツはこのディーパック・チョプラさんだそうです。

 

題名からは何の話が展開されているのかよくわからないのですが、網羅している範囲は非常に広範なのだとわかりました。

アファメーションの理論や禅、脳科学量子論(私が知っている事はこれくらいしかありませんが)といった私の中で今流行りのトピックを見事にまとめていると感じました。

今までそれらの理論は別々の本から知識を得ていたので、内容が近い・類似していることについて、私の頭の中はまとまりがなくて漠然とした状態でした。

 

私の勝手な記憶に従うと、鈴木俊隆さんの本では、「わたし」と「世界」は同じなんだよというメッセージをしきりに書かれており、「わたし」と「世界」が「在る」でもあり「無い」でもあるみたいなことも確かあった気がします。そういうことを受け入れながら、ただ座る。それが坐禅だというようなことだったと思います。

こちらは多分量子論の話だと思いますが、世界に私たちが働きかけないとその世界も存在しないという説というか実証があって、宇宙全ては「わたし」の創造でもあるんだと言っています。逆に「わたし」は宇宙とは切り離されたものではなく、宇宙そのものなんだとも言っています。

つまりは渾然一体となったその「宇宙」と「わたし」に意識を向けることができたなら、大いなるエネルギーの恩寵を受けられますよと言っています。

逆に今の我々は、二元論的な解釈と触覚から受ける情報をすべてと考えるように仕向けられていて、宇宙とは切り離された「わたし」がエゴで何かを成そうとしても、その大いなるエネルギーの恩寵を受けられないのだと言います。

 

願望を手放しちゃいなさい。

諦めるわけじゃなく、手放す。

大いなるエネルギーに委ねると表現されていますが、人為的に叶えようとすると、願望はかなわない。むしろ手放す方がエネルギーの応援を受けて願いが叶うと言います。

 

まぁ、こうやって書くと本当に怪しい新興宗教みたいな感じですね。

 

その願いが叶うとかそういうのは、まぁ置いておくとして、老子の「道」の哲学というのでしょうか、それも確か「宇宙」とか「大いなる存在」とかに意思(老子は自然法則みたいな表現)があって、それに従うといいと書いていた気がします。

だからこの本を読んで、そのいろんなものが一本の線になってきたような、そんな感覚です。

 

 

 

最後に1つ。

 

なぜ僕らは宇宙そのものなんだという意識を失うようになってしまったのでしょうか?

「わたし」は宇宙と同じ物質でできていて、宇宙の意思というのかそれを表現する場であるとか。

 

では、元々そういうものであったのに、なぜその感覚を僕らは取り戻せないのか?悟りと言われるような特別な体験で、一部の人にしか理解できなくなってしまったのか?

それも宇宙の意思なのか?

 

チョプラさんはこういう考え方の先には、グループを拡散させて平和の輪を広げていきたいと考えておられるようです。渡邊愛子さんは瞑想を通じて健康をテーマにした普及活動をしていきたいと考えておられるようです。

本来なら、誰もがそういう存在なのだから、瞑想や誰かの教えなくても運や幸せを感じていいはずなのに、そうではない。大いなる存在の意思で我々人間という形に宿った魂は、何の意図があって幸せの受け取り方を見失ってしまったのか。

 

それが謎です。