W650カスタム写真撮影
唐突ですが、先日CHOOPER JOURNALの取材で私のW650を写真撮影していただきました。
福岡でカスタムをお願いしたKID CUSTOM FACTORYさんが、今度雑誌内で大きく取り上げられるらしく、その作品として私のW650を選んでいただいたという経緯です。
https://www.facebook.com/KIDcustomfactory/posts/1426320234133687
取材に来られたマコナベさん(勝手に知り合いみたいな呼び方してすいません)はKIDさんのFacebookでも何度か登場していたので、存在だけは存じ上げておりました。
「ウチは腕の確かな所しか紹介しませんから」
そう言う統括編集者はとても気さくで、でも目つきは仕事人らしい鋭さを持ち合わせておりました。
今回微力ながらレフ板を持って撮影のお手伝いをさせていただき、その写真が載った雑誌が発売されるのを楽しみにしております。
「ところでいつ発売なんですか?」
「11月27日(笑)」
もうすぐじゃないですか!?
「帰って原稿書きます」
と、言って颯爽とバイクで帰られました。
生産性の向こうにあるもの、考える。
仕事柄、家具の修理ができないかという話を持ちかけられる事が多いのですが、その相手のご老人が何を言いたいのかよくわからない事が多いんです。
「昔買った椅子買ったんだけど、革が破れてて座るとグラグラするので直せるかしら?」
ここまではいいんです。
この後ご老人は自分の持っている椅子を、言葉で説明しようとします。
「この辺が木でできていて、座るところは緑色の革が張ってる」
はい。
「それってオタクの商品かしら?」
・・・・
(わかりません)
またはこんなやり取りもあります。
「椅子なんだけど木の色がこんな感じのこげ茶色で、乗せてある座布団が緑色の花柄で。ねぇ、ほらよくあるでしょ?それっておいくらぐらいかかるかしら?」
・・・
(わかりません)
そんな理解力のない(?)私を察してか、電話で事細かに椅子がどんなものなのかを言葉で説明してくれる方もいます。20分くらいかけて。時には自分がその椅子を買った背景から話してくれますが、どうしたって私には伝わらないわけです。
やっていただきたい正解を言いますと、携帯電話で写真を撮って見せて欲しいんです。
そうしたらこのやり取り、5分で終わります。
最も困るのは、お店に電話をかけてきて20分近くこのやり取りをしてる間に、お店にはお客さんが何人も出たり入ったりしていている状態です。中には声をかけたほうがいいだろうなぁという人もいるのに、電話の向こうのご老人に時間を取られてそれもできず。
そう。
仕事がいっこうにはかどらない。
こんな人もいます。
夕方のスーパーでは、レジの前には長蛇の列。その列の先頭には、財布から小銭を一枚ずつ丁寧に出しているご老人。ついでに、昔のレシートからクーポンを出そうと財布の中を物色している。
この場合、レジのパートの方にとっても仕事がはかどらないばかりか、長蛇の列に並んだ人達の『待つ』という時間も使わせる事となっているわけです。
早く電子マネーが普及したらいいのに。
さて、
本題ですが、なぜこのような話をしたかというと、最近政府が躍起になっている【働き方改革】なるものについて考えると、自ずと『生産性』というキーワードにぶつかります。そして、この老人と交わされるやり取りがずいぶん生産性の低いやり取りだなと思うんです。
そんな生産性の低い仕事というのは、そのうち駆逐されていく傾向にあるのだろうと思います。例えばAIによって『よくある質問』には機械が答えてくれるサービスなんかはすでに開始されているらしいです。人間がわざわざ電話を受けて時間をかけて答える必要がないみたいです。
当然働く側からそれが望まれていない(AIの出現をロボットに仕事を奪われると煽っている傾向を指して)にしても、企業からすれば生産性を高め、利益を確保し経営を成り立たせる必要があるわけですから、AIやロボットを導入するコストと人件費を天秤にかける会社はこれから続々と増えていくでしょう。逆に早くからAIや機械化に取り組まない企業は早晩同じく駆逐されていくのかもしれません。
企業だけでなく、『生産性』というキーワードは、これから個人の生き方においても問われる時代が本格化する事でしょう。
自分にとって有限である人生の時間をいかに有意義に活用していくか。仕事に対して、むやみやたらに時間を投入するのではなく、同じ成果を少ない時間で達成し、残った自分の時間をいかに過ごすか。もはや残業する事で収入を増やそうなんて考えるのは時代遅れになるはずです。
では、そんな時代に今自分がいるとして、プライベートの時間に余裕がある状況だとして、一体何をして過ごすのだろうか?
どんどん人の手から労働が機械に移行し、人間は時間を作り出すことに成功し、でもそれって私たちは一体何を獲得しようとしているのでしょう?
少なくとも個人単位で言えば
『やりたいことに力を注ぐことができる』
ってことです。
では、
あなたにとってそのやりたいことって何ですか?
今回の本当の問いかけはここです。
最初のご老人のやり取りに眉をひそめて誰かの非生産性を非難する前に、自分のやりたいこと見つけたほうが良くないですか?
やりたいこと見つけて、自分時間の生産性を高めるように努力した方が良くないですか?
なぜなら、他人の事に関わっている時間がそもそも、自分にとって生産性の高い活動ではないからです。
誰かの非効率・生産性には目が届くのに、自分の夢中になれることになると目をつむるようでは、この先本当に仕事を機械に取って代わられた後、どうやって過ごしたらいいのか困ることになります。(私の事)
つまり、生産性を高めるっていうのは、
『生産性を高める目的が何なのか?』
であって、
『生産性が高ければそれで良しではない』
ってことです。
そこのところ履き違えないようにしたいなぁと思います。
自分への反省を踏まえて。
本を読んでも実行しない改善
本を読むのが好きです。
最近は実用書が流行っているせいもあり、よく読みます。
「自分を変える~」
「思考は実現する」
「マインドフルネス」
「成功法則」
「アファメーション」
「みるみる上達英会話」
こうやって本棚のトピックを取り上げても、すぐに出てくる流行りの文言。
それにまつわる本の多さ。
そう。
つまり、
何もやってないんですね。
本に書かれていることを実行していない。
自己陶酔にハマってる気がする。
そうやって、本を読んで、またやらない。
知っている知識理論がでることで、正しさを自分に言い聞かせているだけだ。
本をたくさん読むこと。
そのメリットとは。。
知識理論を刷り込むという意味では、同じ内容を繰り返し読むことで、実践しやすくなる効果はあるのかもしれません。
しかし最近うすうす感じてます。
どうせやらない。
英語も一緒。
そうやって業者は儲かるんです。
(この辺で一回落ち込む)
もうこのくだり、たくさんです。
自分にできることってなんだろう?
興味あることをもっと深掘りしてみたらどうだろう?
ちゃんと一冊の本に真剣に向き合ってみるっていうのはどうだろう?
瞑想したら何がうまくいくのか?
成功法則を試したら何が成功するのか?
ま、こうやってブログに書きでもしないと、これもやらなさそうですから。
バイク駐輪場 六本木CROS POINT
こんにちは。
今回は六本木です。
六本木ヒルズに向かう場合はこちらを利用すると便利です。CROS POINTはヒルズに隣接した駐輪場です。
地下駐輪場でバイク専用となっています。
入り口は一方通行なので少々わかりにくいです。
六本木通りからは入らないのが難点です。
そこで、六本木6丁目の交差点でバイクを降りるのがオススメです。
マグドナルドが目印です。
ここの料金は30分100円なので、1時間換算では200円となっていますが、メリットは24時間まで1,000円打ち止めです。
時間を気にすることなく、その日の遊びに行けるので安心です。
コインロッカーも装備されています。
駐輪場に向かうにはエレベーターを使います。
さすがに六本木だけあって装備は充実しているし、屋内で色々安心ですし、その上六本木という場所で打ち止め1,000円はかなりお得だと思いました。
ということで、
料金:☆☆☆☆★
屋内:☆☆☆☆☆
時間:☆☆☆☆☆
安全:☆☆☆★★
立地:☆☆☆☆★
総合:☆☆☆☆★
(5段階評価で☆5つで満点)
駐輪台数約30台
本の感想
【スモールハウス】
高村友也著
いわゆる『小屋』に暮らす生活を、海外の先駆者の6例をもとに紹介し、現代の日本では明らかに小さい家で暮らす事の意味を著者は問うています。
ムーブメントの一つとして、『ミニマリズム』のように、現代社会の過剰な消費経済に対し緩やかに離脱しながら、アンチ程には背を向けない暮らし方が脚光を浴びつつあります。
また、『持たない暮らし』だったり、『シンプルライフ』、もう少し具体的には『断捨離』というように、生活に必要な最低限の所有で、慎ましく暮らすといった傾向も同じだと思います。
その中で、究極的には最も大きな所有である『家』の考え方をもう少し見直してもいいんじゃないかという話から始まります。
著者の真骨頂は、最終章の第6章ではないかと思います。
プロフィールをよく見ると、『哲学科』の専攻という事で、文章の滑らかさ、主張の自然さが他の章と比べて全く違っていて、
「ギアが入ったな!」
と感じるようになりました。シンプルな小屋に暮らす事の哲学的な切り口、『暮らし』から『生き方』へスライドし、エピローグで『死生観』に至る最後の山場が大変面白かったです。
小屋で暮らすことによるメリットとは、経済的にも支出が軽くなることで、より自分のやりたい事にお金を回せること。便利になりすぎた世の中を維持するために、自分の時間をあまりに多く投資し働き続ける事の虚しさ。
より多く消費し、より多く稼ぐ。
そのような今の経済のあり方に疑問を提示しています。
しかし、私達は経済的な豊かさなんて求めなくてもいいんだとは思わないはずです。
先日も著名な誰かが
「もう日本では経済成長を望まなくてもいいんじゃないか」
と言った事で物議を醸しておりましたが、『豊かである事の意味』が、高度成長期の時とは違い、今の私達には分からなくなりつつあるように思います。
私の考えとしては、
人間は障害を持った人とともに暮らせる世の中=社会を形成してきたことが、動物とは違う側面だと思います。
生活弱者が障害を感じることなく、健常者と同じように暮らせる社会を作るためには、豊かさを追求し続ける必要があるなではないでしょうか?
国がより豊かになることで生活インフラが整い、生活弱者が暮らしやすくなる。それを実現するためには、経済を回して国民が税金を納めていく必要がある。『豊かになる意味』とは、人間誰もが平等に生活に最低限必要な何かを自分の力だけで享受できる事である、と今の私は一つの回答を持つに至りました。
少し脱線しましたが、要は『アンチ消費社会』の象徴として
『小屋生活』
があるという考え方には反対です。
小屋で暮らすメリットは、個人的には固定費を減らし、大きすぎるローンに悩まされる事なく過ごせる自由を自ら手にする事だと思いますが、万人が
『そうすべきだ』
ということではありません。
しかし、自分の生き方を見つめる方法として先のシンプルライフだったりミニマリズムだったりは有効です。決して自分の生き方そのものを世間一般的なお仕着せの価値観に委ねたりしないぞという強い意志を、この『小屋』にも感じます。
どういう生活がしたいか分からない
そういう人が私を含めて非常に多いと思います。どうなりたいか考えなくても生きていけるほどに日本は豊かになり、また豊かさのモデルケースが次から次へと提示される中で、無意識に扇動され働かされ続けている。そのように感じます。
少しでも意識的に自分の生き方を見直すきっかけになればと思います。
バイク駐輪場 武蔵小杉 GRAND TREE
こんにちは。
前回に続き武蔵小杉です。
今回はGRAND TREEを紹介します。
東急武蔵小杉の駅から見ると、先にlala terraceがあって、その次にある商業施設です。横須賀線武蔵小杉の間くらいでしょうか。
屋外の屋根付き(半分だけ) です。
料金は、2時間まで無料ですので、近くのlala terraceと同じです。
さらに8時間毎に200円ということなので、実質1日200円、1時間換算で15円。
駐輪台数は30台なので、先のlala terraceがいっぱいの時はこっちに移動してもいいでしょう。
ただ、屋根のある方はさすがに人気なので、私が行った12時では既にいっぱいでした。
空模様が良くない時はちょっと辛いですね。
あと、時間も8:30〜23:00なので、早朝からちょっと止めて、という方には不向きです。
ただ、支払い方法が色々選べるメリットもあります。
クレジットカード、交通系電子カードも使えるので便利です。
ということで、
料金:☆☆☆☆☆
屋内:☆★★★★
時間:☆☆☆★★
安全:☆☆☆☆★
立地:☆☆☆★★
総合:☆☆☆★★
(5段階評価で☆5つで満点)
駐輪台数30台(屋根部分は半分)
いかがでしょう?
W650セルフカスタム〜フロントフェンダー編2〜
前回に続きフルカスタムバイクのセルフカスタム〜フロントフェンダー編〜です。
前回、購入したフロントフェンダーがうまく取り付けできない!!
という話でしたが、本日その最終レポートとなります。
こんな感じで取り付けしました。
なんというか力技です。
残念なのは、今回購入したフェンダーはノーマルタイヤ用なので、私の21インチ3.00タイプには傘が大きすぎるということでした。
また、タイヤ径とフェンダーの曲率があっていないようでしたが、そこは金属の塑性を活かして
『無理やり広げる』
で解決させました。力技。
これでタイヤとフェンダーの擦れる音もしないし、試走したら雨降ってきて運よく泥ハネも防げたし、めでたしめでたし。
次回は21インチ3.00ようの幅の狭いフェンダー取り付けをがんばります。