boban10ban’s diary

ごく普通の41歳のサラリーマンが、日々のあれこれをつぶやいております。

仕事のこと

会社での立場が変わって、僕自身何が変わったかというと、みんながこの仕事この会社で楽しいと言える環境にしたいと思ったことです。営業だから当然売上を上げて予算を達成して得られる喜びを、単なる数字上のこととしてみてほしくないんです。その先にあるのはお客さんからの信頼だったり、笑顔だったり、自分の存在意義を強く感じることができる。それが何よりの楽しみなんだと思います。そのために僕は自分の生活を賭して働きたいと思います。みんなにもその楽しみを感じて欲しいというのが僕の思いです。

今日の本部会議で僕が試験的に取り組もうとしている企画に対し、全員から冷ややかな笑いを浴びせられました。その気持ちもわかります。誰だって勝算を計算できるくらいにベテランになったからこそ、本部会議に居られるような役職に就いたのでしょうし。でも、誰でも勝ちの見える勝負なんて所詮得られるものもそれなりでしょう。
先に進むための条件は殻を破ること。それには勝算が見えるような単純な業務をこなしていても始まらない。まずは新しいことをやることに意義があると思います。もちろんいい成果を残すだけのビジョンはありますが、最後はお客さんが判断することです。やってみてそこで得られる何かをつかむことが何よりも大事なんです。
なぜそこまで冷笑を浴びせられても企画にこだわるかというと、みんながこの職場で働けてよかったと思って欲しいからです。だからこのチームのみんなには信じて欲しいです。助けて欲しいです。みんなからそっぽを向かれたなら、僕は単なる一人相撲を取っているだけ。自己満足でしかありません。それでも信じてもらえないなら、それは僕のリーダーとしての資質がないということでしょう。
やってみて失敗して、悔しいと思えるのが僕だけだったとしたら、それは僕の本意ではありません。みんなが本気で取り組んでくれたなら、きっと良かったときの喜びも失敗した時の悔しさもきっと糧になるのです。そこまで仕事にのめり込んで欲しいんです。