boban10ban’s diary

ごく普通の41歳のサラリーマンが、日々のあれこれをつぶやいております。

W800改W650カスタム〜第6章〜

KIDさんのfacebookがアップされ

「やってますよ〜」

的な写真が載っていましたので、ここで紹介します。

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前回切断された車体のフレームを見て、興奮を覚えた私でしたが、次々と姿を変えていくバイクを見るのが楽しくてしょうがないですね。

 

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全体の骨格はこんな感じで決まりました。まぁ、オーソドックスなカスタムバイクって感じですよね。

なんか写真には前回外してあったキャブがちゃっかりついてますね。拡大して見てみるんですが、たぶん純正のままです。

素人ですのでキャブの事を詳しく説明できませんし、種類やそのウンチクは私の引き出しには無いんですが、キャブは変える予定です。

なんて言ったっけか?

今度行ったらKIDさんに聞いておこう。

初めて相談を持ちかけて絵を見てもらった時から、KIDさんが

「キャブは●●でいきましょうねぇ!」

って言っていたんですけどね。こっちとしては

「ふんふん・・」

と聞いてるしかなかったわけですが、ちゃんと聞いとけよって感じです。

 

 

さて、今回の投稿ではサイレンサーからマフラーまでの造作について少しお話しします。

私の絵によると、『極端に短い』というのが特徴となっている今回のカスタムバイクですが、写真で見た通りすでに希望の長さになってしまっているんです。

これは単に

 

サイレンサーを外しただけ」

 

という状態です。

で、それが希望の長さという完結を迎えてしまったものですから、KIDさんに

「直管ですね」

なんて言われていました。

 

直管

 

40歳のおっさんが今更直管バイクでブイブイ言わせているのはいかにも恥ずかしい。その昔友人が直管バイクで深夜に爆音を響かせていたあの記憶を頼りつつ、youtubeで『直管マフラー』検索でどんなもんか聞いてみました。

 

「・・・」

 

高回転に差し掛かったところなんか

「バフーン!!」

とかいっちゃって、やっぱり恥ずかしい。

出張先のホテルで聞いていたんですが、またまた横の阪神高速を駆け巡る爆音暴走族も私の鼓膜にその音を刻みつけ、そんなバイクに乗っている自分を想像したら、もはや赤面するしかないです。

 

で、KIDさんに

「お願いだから、サイレンサーつけてね。ねっ!?」

お願いしておきました。

 

 

W800改W650カスタム〜第5章〜

仕事で外出したのをいいことに、寄り道してKIDさんのところへ行ってまいりました。言わばサボりです。

 

さてさて、現在のバイクは・・・

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もはやフレームは切断されておりました!

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いやー、スッキリしましたね。

カメラで写真を撮りまくっていたら、KIDさんが計らいでリアサスをはめてくれました。

「(ノーマルだと)サスが立ちすぎてるんですよね。やはりこのくらい寝ている方がカッコいいですよね」

私もそう思います。

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「シンプルに」

 

それが私の要望で、KIDさんにお願いしておりましたが、シンプルに見せようと本当に色々考えてくれていて、私が考えもしないところもしっかりと向き合って取り組んでくれています。

 

例えば・・・

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もっか話題なったのは、フロントフォーク上部にある鍵を差し込むアレです。なんていう名前でしたっけ?

要はW650は鍵を差し込むアレがデカすぎて、ちょっとうるさいっていうことなんですね。

(!?  確かに言われてみたら。)

ヘッドライトは定番ですが小さい物をつけようと思っていて、そうなると当然この鍵のアレは余計に気になってくるわけですよね。

「シンプル」というテーマにこだわると気になる所とどこで折り合いをつけるかという問題になるんです。

ちなみにKIDさんの案では、後方のバッテリーボックス近くに持っていったらどうだろうと。ゴチャゴチャ系を一箇所に集約してしまおうと言っておりました。

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前回宿題に持って帰った「アルミの輝きを活かすか否か」については、今回は全部塗装してしまおうと決めました。

メインカラーは紺色です。白っぽいクリーム色を差し色にして構成しようと思っています。オレンジも欲しいですが、全体を考えるとあまり色の数を増やさない方がいいかもしれません。

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次は、そろそろタンクに着手するそうです。これでこのバイクの顔が決まるんでしょうね。私なりに思うタンクをまた探してみようと思います。

W800改W650カスタム〜第4章〜

決算前。

仕事に忙殺されるピークを乗り越え、鬼の13連勤をこなしてきました。うち9日間は出張ということで、ホテル暮らしの毎日でした。

 

今日は束の間の休みです。

 

気になっていたんですよねぇ。

 

バイク。

 

ホテルではすることもなく、おそらくはW650で検索されるyoutubeを見尽くしたと言っても過言でないでしょう。

ついでに、「triumph bobber」でも。

 

KIDさんもなかなかブログを更新してくれないので、今日はアポなしの突撃レポートを敢行しました。

 

前回は丸裸のW650にタイヤが装着されたところまで、お披露目されておりました。

 

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今日のW650。

 

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全体のバランスを整えてもらっていたところでして、フロントを約5センチほど下げてみたようです。

 

イイです!!

 

ノーマルだとけっこうフロントが立ち上がった感じになっていたのが気になっていたんですよね。私としては低重心で平たい感じが良くって、それって上手く伝え切れたかどうか心配してました。

 

前からの見た目も好きです。

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ちょっとわかりづらいんですけど、タイヤが3インチ幅で細いんです。普段フロントタイヤに視線を遮られ、正面から見てエンジンを意識することはそうはなかったと思います。なのでタイヤの存在が小さくなることで、正面でもその後ろに控えるエンジンがハッキリと見えてて綺麗でした。そこまでの計算はしてなかったので、今日新たにタイヤサイズの選択に間違いはなかったかなと思いまました。

 

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プリプリのfirestoneです。丸くて大きなお尻は見応えがありました。

いや、ホントに毎日のようにタイヤのサイズを思い浮かべていた日々が報われた感じです。

いろんな写真を見ていたあの日。16インチはけっこうボリュームがすごくて

「お尻が大きすぎるんじゃないか?」

と思い悩みました。現物を見に大阪に行っても店は閉まっているし、近所のバイク屋では16インチに相当するタイヤは置いてないし、ここまでくるとあとは潔さに全てを賭けるしかなかったわけです。

実際は写真ほど大きなお尻とは感じないし、それなりに主張もしていてかわいいもんです。もし、大きなおケツをバイクに望むような方は、もっと15インチとかにしないと「ブリブリ感」は出ないでしょうね。私は「プリプリ」で良かったので思い通りです。

 

次の宿題をもらって帰ってきました。

 

「外装をそろそろ考えないといけません。」

 

タンクは紺色にしてくらいのことは考えておりましたが、フェンダーの色や素材。特にアルミを使用するなら大きく路線と金額が変わるのでと言われました。

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KIDさんが以前手がけたW650はこんな感じでアルミの質感をフルに生かしたバイクになっております。

これとは違い、色で塗り固めてしまうならアルミは高いしもったいないと。

 

さて。

また考えてみようと思います。

 

W800改W650カスタム〜第3章〜

KIDさんのブログが更新されていました。

http://kidcf.blog130.fc2.com/blog-entry-560.html

依頼主である私としては、こうしてブログで更新される我がバイクの変化を見るのはちょっとドキドキします。

 

KIDさんの言われるように、ここまではすでに打ち合わせ済みなので

「おぉ、ここまできたか!」

という気持ちです。

それでも、タイヤ選びで「ああでもない、こうでもない」と日々ネットを検索しまくっていたことを思いますと、感慨深いものです。

 

懸念しておりましたリアタイヤの16インチは思ったほどボリューム感も出ておらず、いい感じのまとまりでした。

 

まだ骨格がノーマルのままなので、ここからどのように変化を遂げていくのか楽しみです。KIDさんの目論見では、

「コンパクトな車体のままの方がエンジンの見え方がいいと思う」

ということでした。今のところロンスイ加工なしでリアサスを短くしてバランスよくまとめるんだと思いますが、アーティストKIDはどんな手腕を発揮するんでしょうか。楽しみです。

 

出来上がりが目的なのですが、このような製作途中がカスタムの醍醐味のような気もしてきました。

「参加してぇ!!」

素直にそう思います。

本の感想

【自分を変える習慣力】

三浦将著

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またこりずに『自分を変える』系の本に手を出してしまいました。

「どうせ読んでも同じだから」

と本屋で何度も買うのをやめてきたわけですが、とうとう読んでみることとしました。

生活全体に影響が出るような習慣を「スイッチ」と表現し、その習慣化により人生観まで変えてしまおう。

そのために『潜在意識』に働きかけた習慣化が継続に非常に効果的だと。

脳の力(脳力)開発にも習慣化が役に立つんだと著者は述べておられます。

 

私はこの本を読んで、一旦自分の生活を見直してみたいと思いました。

生活そのものは今は絶不調で、

『ネガティヴ』

『自信喪失』

『他人が信頼できない』

『仕事へのやる気がなく辞めたい病』

そんなところにおります。

 

かつて転勤前は、仕事は営業のプレーヤーとしてうまくいっていて、売り上げは常に予算を越えていて、精神的にも安定しておりました。

離婚という生活の激変にも関わらず、むしろ新しい生活が私の心身を清めて行ってくれたようなそんな日々を過ごせたと思っています。

 

習慣というキーワードで言うならば、朝は必ず6時に起きて、朝ごはんを食べ、部屋の掃除に雑巾がけをして、軽いストレッチと筋トレをして会社に行く。それが身についていました。

食事も毎日自炊することが楽しく必ずやっていました。

大事なことは姿勢だと思い、猫背気味だった体を意識的に伸ばすよう心がけ、不思議と視界が大きく開けた毎日に自分自身が一番ビックリしたものでした。

言葉遣いも気をつけて、汚い言葉を慎み、それが習慣になると車の運転中でも穏やかな気持ちでいられるようになりました。

そうすると結果的に女性関係も良好でした。

 

 

 

いまは、全く逆です。

 

 

で、そんな自分には実は前々から危機感を感じていて、転勤して早々からチーム員への仕事への取り組み方に疑問を感じ、正しいと信じる方向性がみんなと合わず、不満を少しずつ貯めていくようになっていました。溜め込まないように起きた事実を書き出して客観的に見るようにしてみたり、欠点ばかり見ないよう良い点を書き出して、感謝の気持ちを持とうとしたりしました。

 

でもダメでした。

 

人からチーム員への不満を聞くような立場になったことも大きくて、管理職として無視するわけにもいかず、

「誰が仕事ができていて、誰が仕事ができてないか」

なんて粗探しみたいなことが始まり、それも不調の習慣に組み込まれています。

 

もっとみんなで同じ方向に進もうと、チームとしてあるべき姿みたいなことで、会議でプレゼンしてみましたが、結果的にベテラン達はほぼ無視する形で鎮座してますし、若手は辞めていき、1人は鬱という手で反旗を翻してきました。

上司からは部署内をかき乱され。(確かに数字が上がってないわけですから上司として放っておくわけにはいかないですしね)

 

 

で、最初の

「生活の見直し」

ということですが、実は悪い流れを断ち切ろうともがいていた行為そのものに悪い習慣があったのではと立ち返ってみました。

 

もがき過ぎたのです。

 

瞑想をやるんだと言っては継続しきらない。

 

ストレッチを毎日朝にやる生活に戻そうとしては途切れ途切れで習慣化されていない。

 

禁煙してみようと試みては、簡単に挫折する。

 

禁酒だーっ!!と言っては、

「今日もやってられっか!」

とビールを買って帰る。

 

キックボクシングを始めてみて、まぁまぁこれは週一ペースで8ヶ月継続しているので、良しとしましょう。

でも、またこの間仕事終わりに必ず行くぞなんて気合い入れていた自分を思い出します。

 

ジムについては、週4日くらいは行きたいと言ってましたが、これも週一くらいしかできてないんです。

「仕事帰りに必ず寄る」 

って決めたのにやってない。

 

ナンパしてみたい、やりたい、やるぞーっ!

って言ってから何度地蔵を繰り返すことか。

 

年末にはカスタムバイクが届く予定になってますが、今の休みの日の予定に、さらに乗れる時間を取ろうなんて本当にできるのか?

仕事終わってから乗るのか?

ジム行くんじゃないのか?

 

管理職の勉強しなきゃとか言って本を買っていたけどやってんのか?

 

つまりやろうとしてできてないことが多すぎるんです。

何1つ習慣化されていないんです。

挫折の毎日なんです。

 

意思の疲労。

 

そんなことが書いてありましたが、まさにそれ。

 

だから、もう少し理想を下げていいんじゃないかと。

仕事でも私生活でも、できないことのオンパレードから、できることの習慣化を目指そうと。

 

この本にも書いてありました。

 

「やるべき習慣化は1つだけ」

と。

 

 

 

自分を変える習慣力 (Business Life 1)

自分を変える習慣力 (Business Life 1)

 

 

W800改W650カスタム〜第2章〜

http://kidcf.blog130.fc2.com/blog-entry-557.html

 

ついに始動しました。

KIDさんのブログに掲載されております。

まずは恒例の丸裸。

 

タイヤはKIDさんのおすすめで、DURO(最近名前が分かったようですね)を狙っておりましたが、在庫欠品中ということで、firestoneを購入してもらいました。ちょっと贅沢です。

 

さて。

どんな姿になっていくのか楽しみです。

本の感想

【禅の教室】

藤田一照

伊藤比呂美 共著

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こちらも再読です。

 

最近、チョプラさんが提唱する瞑想法を渡邊愛子さんの本から抽出して、比較的軽い気持ちで続けおります。良いとか悪いとかそういうのは考えず、まずは言われているように20分やりきってます。

 

で、前回

「瞑想と坐禅の違い」

についてこの本でハッキリと思い知る事となったのですが、坐禅についてもう少し理解を深めて、今やっている瞑想が坐禅とはどう違うのかを認識したいと思うようになりました。

 

まず坐禅は苦行ではないという事について。

「(苦しくなってくるのは)自分で自分に枠を一方的に押し付けているからですね。私が頭で坐禅と言われるものを「こんなものだ」と理解して、その理解したものを「体」や「心」に命令してその通りやらせようとしている。坐禅は本来自発的でなくてはならないとわかっているけど、それじゃ本当の意味で自発的じゃないんです。」

 

「こうあるべきという坐禅が先にあり、その通りできないから苦しむんです。」

 

「坐禅というのは現状を受け入れるところから始まるものだったのに、僕は短兵急に現状を変えて理想に近づけようとしていたという事です。」

 

私もこうあるべきという方向に自分を仕向けてコントロールしようとしていました。例えば雑念が沸き起こる。眠ってしまう。それをどうにかなくそうと頭の中で躍起になる。でも、この本にも書いてありますように、その考え方だともっとこう内側にのびのびと広がる世界が見えないんですよね。

 

「強為と云為」

「テクネーとポイエーシス」

という言葉でこのコントロールしようとすることについて説明しておりました。

何かを意図的に導くのではなく、内側の催しに導かれて自然にやっちゃうこと。ポイエーシス。

を1つの理想として語られておりました。

 

もう1つ。

「坐禅は運動だ」と。楽に座るという運動をしているというのです。

「坐禅とは体と心をフルに活かして、仏教そのものを実地でやることです。床からの助けも使うし、空気も使うし、環境も全部坐禅の一部になっている。だから縁起の全体、私の関係性全部を使って坐禅をしていると言ってもいい」

「縁起の境界線はないから、それは宇宙大のネットワーク。全部を縁起」

「(だんだんと回を重ねるごとに)自然のままに、体にとって一番のところを探す。より良い坐相にどこまでも肉薄していく。」

「目も肩甲骨と同じで、自然にそう『なる』のを待つわけです。」

ここでも作為による坐禅を対立軸として、どのように取り組むべきかを示しておりました。

 

最後に雑念について

雑念が湧いてくることを責める必要はないと言っています。コントロールするのではなく、雑念を見つめるというか、雑念が湧いていることを把握する。そんな自分の今、に気づいていけるか。そのようなことが書いてありました。

 

坐禅はウンチをする行為と同じだとも書きてありました。

ウンチ=頭の中の思考

脳のクレンジング。

脳の浄化作用が坐禅だと。

 

雑念と上手く付き合う方法を伊藤さんが面白い比喩で答えておりました。

 

「頭の中にドアを2つ作って、1つのドアを開けるとそこから雑念が一気に頭の中になだれ込み、もう1つのドアから出て行ってもらう。」

 

つまり、雑念は沸き起こること自体自然で抗いようのないもので、それをどう自覚しどうやり過ごすかが大切なのです。

 

さてさて、再読により坐禅の理解を深めてきましたが、今取り組んでいる瞑想との違いについてはどうか?

ちょっと答えを出すにはちょっと急ぎすぎかな。共通していることが多いし、あえて違いを出しても理解が複雑になるような気がしました。

とりあえずもう少し静かに瞑想を続けてみようと思います。