boban10ban’s diary

ごく普通の41歳のサラリーマンが、日々のあれこれをつぶやいております。

仕事ってやつは

先日まで仕事話といえば「暗い」ネガティヴな話しかできない精神状態にあったのですが、大きな旗をようやく揚げることができました。

きっかけは前回も書いたように社長がキレるという事件を通じて、自分の足元を見据える機会を得たように思います。

今まで運の要素が大きいとはいえ、それなりに成果を残してきた僕は管理職に抜擢されることになったのですが、自分の理想とする形と現実との乖離に悩み続けてきた半年だったと思います。仕事への取り組み方の甘いベテランを前にして言うべきことも言わず、なぁなぁで済ましてきて、「いつかわかってくれるだろう」的なスタンスでいた僕が一番のガンでした。

もうそういう過去とは縁を切る

その覚悟ができたように思います。
今日会議で
「5年後のあるべき姿について」
というテーマで30分ほどパワーポイントを使って話をしました。
基本中の基本に立ち返り
①掃除をする
②元気な声で挨拶をする
③規律を守る
この3つだけはとにかく毎日やりきろうという話です。
できない理由ばかり並べ立てるのはやめにして、できることに(言い訳無用の基本に)全力傾注する。その継続が長い時間の経過のうちに大きな人間力として返ってくる。そんな話です。
まずは僕自身が部署を受け持つ責任としてできることを確実に実行しないことには、大きなチャレンジには挑めないんだといい意味で諦めました。
今の僕の目線の先にある目標が、部署の多くの人にとって高すぎるハードルになっていると考えました。みんなができることを、全員が確実に、そして近いうちに非凡なくらいやりきるような仕事への向き合い方をしてくれたなら、どれほど救われるのか、そんな気持ちです。

できなくて当たり前

そんな風潮を一掃したかったのに旗をあげるのが遅すぎて、仕事に熱の入らない仲間にイライラしてばかりいた半年。ようやく僕が一歩前に進めたような気がします。

でも、これからが一番大事です。
「口先ばかりの人」
とならないように、しつこく言い続ける努力の始まりです。